2008年09月01日

僕は妹に恋をする

検証

僕は妹に恋をする

青木琴美 掲載雑誌:少女コミック 出版元:小学館 フラワーコミックス



1巻 青木琴美 あらすじ
一話 今夜僕らは禁忌を犯す
(参照元:「僕は妹に恋をする」1巻 第一話 青木琴美)
頼と郁は男女の双子。なんでもできて人気者の頼に対し、
郁はトロくてできの悪い自分にコンプレックスを抱いている。
昔から仲のよい双子だったが、最近の頼の態度の変化を
郁は自分が疎ましいからだと感じて不安になっている。
その日の夜、ベッドで眠る妹の郁を見た頼は、唇に触れ、
キス。(モノローグ「壊れてしまえばいい(参照元:同上)」)
驚いて目を覚ました郁は、胸に触られ、つきとばして抵抗。
「何してたの?(同)」と問う郁に頼は
「妹に欲情してたの(同)」と答える。
「世界中でオマエしか女に見えない(同)」と打ち明け、今自分を
受け入れるか、それとも「今日のことを一生悩んで他の男の
ものになるか(同)」を選べ、とキスを迫る。「絶対できない(同)」
と思いながら、「頼を失くしたくない(同)」と、キスをする郁。
「…好きなワケじゃ…ないから(同)」

要約者注:性行為の描写と情緒の表現、当該の登場人物の関係性が 切っても切れない関係にあることを鑑み、やむをえず要約を作成した。

まず、刑法において、近親姦を取り締まる法律は特になく、 年齢差のある兄弟による性的接触は虐待とされることもあるが、 当該の漫画の主人公とその兄は同年齢の双子であり、これには当てはまらない。

しかし、第一話において、妹である主人公・郁は、「…好きなワケじゃ…ない(同)」と、 恋愛感情がないことをはっきりと主張した上で、兄への家族愛から、 兄にとって恋愛感情を満たす手段になると思われる要求・キスをしている。

このように、家族である立場を盾に取り、当人の性的自由を侵害する行為を 要求することは、刑法に抵触すると思われるが、当該の漫画がそれに当たるかは 議論の別れるところである。


二話 彼女
(参照元:「僕は妹に恋をする」一巻 第二話 青木琴美)
頼は郁を「キス ヘタクソ(同)」とからかうが、
頼にキスの経験があることに驚いた郁に問い詰められ、
郁の友達・楠友華と関係があったことを打ち明ける。
「みんなオマエの代わりだよ」と弁解し、郁の首筋にキス。
友華の迎えで学校に向かう郁と頼。頼は妹の目の前で友華にキス。
友華の「郁には内緒にしようって言ってたのは頼くんなのに(同)」
発言でショックを受けた郁は「頼が全然わからない(同)」と心中を吐露する。
混乱し態度が険悪になる郁に、頼は「オマエにオレを無視する権利なんかない(同)」
と発言、首筋にキス。拒絶され、後悔する頼。「オレが怖い…?(同)」と問われ
「当たり前だよっ(同)」と答えた郁に、頼はすまなそうな顔をしてみせ、
郁は「そんな顔しないでよ 許してしまう(同)」
と心中を吐露する。
再びキス。「郁 もっとちゃんと舌入れて(同)」
「もう一回して(同)」などのやりとりで、郁は
「もう何も考えられない(同)」と心中を吐露。

ラストのキスシーンは、兄への家族愛が 別のものへと変容する、重要なシーンであると思われるる。 風呂場が舞台で、すりガラス越しに母親のシルエットが描き込まれており、 見つかるかもしれない状況での濃密なキスが 妹・郁の心を動かしたようだ。 その望まないキスにより、恋愛感情が芽生えたのか、性的欲求を喚起されたのかは、議論が別れるところである。


三話 郁のむね 郁のからだ
(参照元:「僕は妹に恋をする」一巻 第三話 青木琴美)
居間でだんらん中、頼は犬の話題のついでに家族の目を盗んで
郁の首や髪などを掴み、「いっそ首輪でもつけて繋いでおこうか(同)」と発言。
なぜ家族の前であんなことをするのかと問う郁に、頼は
「ずっとそうしたいと思っていた(同)」と発言。
キスし、服をはだけさせ、胸にキスをする。
一緒に部屋に行くか、それとも疎遠になるかと兄の立場を
濫用した選択を迫る。頼が、妹次第では県外の高校を受験する
(もう会えなくなる)という情報がもたらされたことにより
さらに動揺する郁。混乱した郁は、「…部屋に…連れてって…(同)」と志願。

一緒に部屋に行かないのなら、そばにいられない、一人になりたい、などの発言で 妹・郁はかなり大きなショックを受けていることが窺える。 第三話ラストのキスシーンでの心理的な揺さぶりも加わり、 郁が冷静な判断力を失くしていると見ることもできる。 しかし郁の設定年齢は15歳であり、一概に望まない性交渉をも無理に受け入れるほどの 心神喪失状態に陥っていたとは断定できない。


四話 子ども部屋の秘め事
(参照元:「僕は妹に恋をする」一巻 第四話 青木琴美)

モノローグ:わかってる 「部屋につれてって(同)」 それが
どういう意味なのか 今夜あたし達は―― どうしよう いいのかな 
でもだって そうしなきゃ郁が離れていっちゃう そんなのは嫌なの(中略:同)
頼、「オレの服脱がせて」と郁に指示。できないと拒絶する郁に
それなら先に脱ぐか、と迫る。頼、自分の裸の胸に郁の手のひらを押し付け、
郁の服を脱がせる。キスをし、胸に触り、
恥ずかしいと拒絶する郁の背中をなめる。下着の金具を外し、
胸に触る。郁に裸体を見せるよう指示し、
再びキスをし、胸を揉み、腹部をなめ、パンツに手を入れる。
局部をなめ、「ほかの男だったらヤってんぞッ!!(中略・同)」と
自身が潔白であるかのような発言をする。

28ページ中、23ページが一回のペッティングに費やされている回である。

※ここでの性描写は上記の検証画像から閲覧することができます。 性描写の過激さが議論されている画像だということをご承知の上で、 確かめてみてください。


五話 足りない
(参照元:「僕は妹に恋をする」一巻 第五話 青木琴美)
緊張・混乱と興奮で寝付けなかった郁を、頼はからかう。
「うなじにホクロがある」とうなじをなめる。
下着の金具の上にあると言って、服の上から金具を外す。
「なんでこんなイジワルなことするの?(同)」と問う郁に、頼は「好きだから(同)」。
「でももう何もしない だから今度は郁からして オレと寝たいとか そう思ったら
郁から言って オレからは何もしない 待ってる(同)」
口に指をつっこみ、その指をなめる。
郁、「頼に触りたい(同)」と心中を吐露し、「好き(同)」と告白。キスをする。
電車の中でキスをし、服を脱がせ、口に指をつっこむ。

妹・郁が、セックスをしたい、してほしいとはっきり自覚する回である。 それが恋愛感情によるものなのか、頼の度重なる性的な意図を持った接触によるものなのか、 あるいはその両方なのかは、にわかには判別しがたい。


六話 幼すぎる願い
(参照元:「僕は妹に恋をする」一巻 第五話 青木琴美)
場面は続いて電車の中から。首筋にキスし、胸元にキスし、
スカートの中に手を入れる。
移動した先の教会で、お互いに好きだと言い合い、キスをする。
服を脱がせ、胸にキスし、なめる。

電車や協会等の公共の空間における性行為の描写がある。 この回で、お互いに恋愛感情を認め合う。

近親姦へのためらいを見せる描写は一巻中でいくつかなされているが、 前回および今回において、公共の場であることを気にする描写は なされていないものと思われる。



いっかんめ。

キスシーン 9回うちディープキス5回
耳・太もも・首筋・乳首等をなめる 10回 そのうち局部 1回
服を脱がせる 4回
胸に触る 3回 局部・パンツに手を入れる描写 1回

キスシーンを含む性描写が画面の1/3以上を占めるページは187ページ中およそ60ページに及ぶ。


にかんめ。

キスシーン 13回 うちディープキス 3回
耳・太もも・首筋・乳首等をなめる 8回 そのうち局部 1回
服を脱がせる 2回
パンツに手を入れる描写 1回

キスシーンを含む性描写が画面の1/3以上を占めるページは185ページ中およそ45ページに及ぶ。


さんかんめ。

キスシーン 9回 うちディープキス3回
耳・太もも・首筋・乳首等をなめる 4回 そのうち局部 0回
服を脱がせる 2回
胸を触る 3回 パンツに手を入れる描写 1回
セックスシーン 1回
キスシーンを含む性描写が画面の1/3以上を占めるページは186ページ中およそ37ページに及ぶ。
posted by りお at 00:27| 少女漫画検証 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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